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神戸コワーキングスペース「billageKOBE」は、なぜ椅子(オフィスチェア)にこだわるのか?

2023年02月12日

皆さん、こんにちは。

2月に入り、我々オフィス業界のお仕事としては年間で最も忙しくなる時期と言われています。各企業様の期末時期のため、4月から新入社員が入社してくるなど大きな人事異動の時期であったり、社内体制の変更があったり、それに伴いオフィスレイアウト変更が必要になったりします。特に3月末までに、オフィス移転、オフィスレイアウト変更、オフィス家具の入れ替え、オフィスリニューアルに伴う内装工事、オフィスクリーニングなどが集中します。ありがたいことです♪弊社は特にここ地元神戸でお仕事させてもらってますので、神戸市内でのオフィス移転・引越しやオフィスレイアウト変更など中心に我々営業は走り回っております(笑)これから特に2ヶ月間は週末に案件が集中するので、担当しているお客様が喜んでいただけるために頑張っていきたいと思います。

さて、本日は弊社が三ノ宮で運営しているコワーキングスペース「billageKOBE」(ビレッジコウベ)について書きたいと思います。

◆コワーキングスペースを選ぶポイントとは?

約2年半前から、神戸市中央区江戸町という旧居留地エリアでレンタルオフィスとコワーキングスペースが併設した「billageKOBE]というシェアオフィスを運営しています。そのbillageKOBEが開設当初から大切にしていることですが、それは椅子(オフィスチェア)選びです。

コワーキングスペースをご利用されている方にお聞きした声の中で、最も重要視しているポイントは何か?をお聞きすると、特に声として多かったのが椅子です。

今もなお全国的にコワーキングスペースの数が増えており、ここ神戸市元町・三ノ宮周辺でもたくさんの施設があります。もちろん空間の雰囲気、イベント、また人との出会い、立地、価格など様々な条件によって、拠点とするその施設を選定されているかと思いますが、その中でも椅子の声は圧倒的に多く、特に長時間仕事される方からすると安価な椅子とそうでない椅子の差は明らかです。

弊社は、オフィスデザインを手がける会社です。オフィス家具に対してもとても思い入れがあり、特に椅子に関しては各メーカーの特徴ある椅子の中から、お客様に合わせた適正な椅子の選定を本業としている会社です。とある会社のリニューアル工事の際にも、予算の可能な範囲でオフィス家具を色々ご提案をさせていただいております。椅子の話でいくと、よく「座れればいいから安価な椅子でいいよ。」とお声をいただくことがあるのですが、できる限り我々はこだわります。極端な話、他の家具はグレードを落としても、椅子だけはグレードを下げずに予算内でしっかりとしたモノを選んでいただくようにご提案します。

◆なぜそこまでこだわるのか?

なぜ我々はそこまでこだわるのか?
それは、先々を見たときに、椅子のへたり方であったり、座り心地などトータルで差が出てきやすい家具であるということが明らかだからです。スチールのテーブルなんかは鉄でできており、そこまで経年劣化することはないですが、椅子は違います。明らかに良い椅子(オフィスチェア)にはそれなりの理由があります。

誤解のないようにお伝えすると、単純に値段が高い椅子が良い訳ではありません。ただ高価格帯の椅子になると、様々な機能や機構、クッション性の違いが出てきます。その上でデザインであったり、好みのクッションの堅さであったり、個人の好みが分かれてきます。たくさんの選択肢の中で、色々試し座りをしていただき、ご自身にあった椅子を選定することができます。

弊社は今年創業75周年を迎えますが、長年地元神戸のお客様にお取引させていただいてきた経験を踏まえますと、試座せずに単純に安価な椅子を選んでしまった数年後には「やはりあの時にケチらないであの椅子にしておけば良かった。。。」などと言葉を漏らす方も多くいらっしゃいました。

是非椅子選定の際には、こだわりをもって選んでいただきたと思います。各メーカーの椅子仕様の違いを色々感じながら座り心地を確認するのも楽しいですので。

◆billageKOBEの椅子紹介

少し話は脱線しましたが、表題の「なぜbillageKOBEは椅子(オフィスチェア)にこだわるのか?」については上記のような経験を踏まえ、このコワーキングスペースでもご利用いただいている皆さんに快適にお仕事をしてもらいたいという想いが他のコワーキングスペースよりも人一倍強いということです。

たくさんあるコワーキングスペースの中でも、置いてある椅子に関してはとても自信があります。各メーカーの人気椅子を選んでいます。なかなかこのグレードを揃えているコワーキングスペースはないと思いますので、是非機会がありましたら一度ご利用いただければと思います。

 

◆椅子詳細について

ここからは、billageKOBEに置いてある椅子(オフィスチェア)の特徴・詳細をご紹介させていただきます。

★コンテッサⅡ【メーカー:オカムラ】

こちらのオカムラのコンテッサ セコンダは、billageKOBEを利用されている方からも大変人気で、座り心地の高さが魅力です。背もたれの高さもメッシュの伸縮性も十分で、座面の大きさやクッション性も良好。ゆったりと座ることができ、満足度の高い椅子です。奥深く腰掛けたときの安定感もお気に入りで、腰の負担も軽減されます。さらに調整機能の豊富さがポイントで、細かく調整できるアームレストと、座面・リクライニングの調整レバーが使いやすいです。それなりの価格帯ですが、経営者層やご自宅の書斎などにお納めさせていただきくケースが多い椅子になります。

★SILQ(シルク)【メーカー:スチールケース】

こちらのスチールケースのシルクは、デザインが素敵でbillageKOBE利用者の中でも女性にも人気の椅子です。また、シルクは身体の動きにも追従してくれるので動きながら座りたい人にも向いています。なので腰痛になりにくい椅子ですね。他の利用者の方からの声として、背中が反発で元の姿勢に戻されるので、疲れづらく自宅のテレワークでも非常に向いているとのお声もいただきました。個人的には調整機能は高さのみですが、とにかくデザインが素晴らしいですよね♪

★Reflek(リーフレク)【メーカー:内田洋行】

こちらのリーフレク(内田洋行)ですが、最大の特徴が背もたれから浮いた背支柱のフレームになります。なんと2本の支柱があることで人の動きに敏感に反応して追従してくれます。このことから反射(reflex)に例え名付けられたそうです。

背フレームも極限まで薄くて、背中にフレームを感じさせないのもポイント。多数のデザイン賞を受賞した川上元美さんという方がデザインした椅子で、機能と見た目にこだわったオフィスチェアになります。先ほど触れた特徴的な2本の背支柱は、ねじれたりしなったりとしなやかに変形します。さらに座面との連結部分にも可動機構があることで、より身体のちょっとした動きに自然と追従します。腰部に関しては、メッシュ形状が少し内側に入り込んだ形をしており、フィット感があります。また、座面クッションの両端が盛り上がった形状のため、体重負担の大きい骨盤をしっかりキャッチして支えてくれます。billageKOBEの椅子の中でも最も新しい椅子なので、是非billageKOBEをご利用の方はお試しくださいませ。

★ing(イング)【メーカー:コクヨ】

こちらのing(イング)に関しては、他のメーカーにはない座面が360度グラインドする唯一無二の椅子になります。自由に上半身を動かすことで、体を揺らしてストレッチやリラックス効果が得られといわれ、今でも人気商品です。オススメする方は、「頭を使う作業をおこなう方」で動きながら作業することで血流もよくなりますし、アイデアを創造したりまとめる時間に適していると思います。会社でも企画系やデザイナーなど、また会議室の椅子としてもよく選ばれる椅子ですので、是非お試しくださいませ。

★BENES(ベネス)【メーカー:プラス】

こちらのBENES(ベネス)に関しては、特徴が4つあります。

【1】独自の座面構造「坐骨ポケット」になります。着座時に座骨周辺がクッションに沈み込み、お尻全体を包み込むように支えることで前滑りを防止。腰と背もたれの間に隙間を空けにくくします。

【2】目が背中のS字をキープする「三次元フィット形状」の背もたれになります。この形状により、いっそうムリなく良い姿勢が保ちやすくなるのです。

【3】「前傾シート」です。座面がわずかに前に傾いている「前傾シート」は、太ももと上半身の角度を90度より大きくすることで、腹部の圧迫を軽減。疲れにくい姿勢に自然に導いてくれます。また、少しだけ前傾することで骨盤を立たせやすくなり、背骨のS字カーブが保たれる効果もあるとのこと。きれいな姿勢で仕事をすることができますよ。

【4】「座奥行スライド」で体格に合わせて座面を調整できる点です。脚の圧迫による血行不良を防ぐため、ひざ裏と座面フチの隙間は指2本が目安と言われています。しっかり奥まで座った状態で確認してくださいね。

すべての機能がそろっている理想的な椅子ですよね。椅子選びに困ったら、是非こちらの椅子をお選びください♪

★アクトチェア【メーカー:イトーキ】

こちらのアクトチェアはメーカーイトーキの人気チェアになります。大きな特徴は先ほどのBENES(ベネス)と同様4つあります。

【1】フレーム
アクトのサイドフレームは、可能な限り当たり感を削ぎ落したフレームレスデザインになります。 フレームが上半身に当たるストレスを軽減します。センターフレームにはピポット構造を採用しており、バックレストが回転するように動くことで、 上半身を「ねじる」動きに合わせてチェアのフレームが追従する仕組みとなっています。つまり、座る人の動作を妨げず、開放感のある座り心地で長時間の作業でも軽快に行えます。

【2】4Dリンクアーム
アクトの肘掛は、従来の可動肘が持つ高さ調節に、前後・アーム回転・肘パッド回転を加えた 4つの動きを実現する、新しいタイプの肘掛です。様々なシーンに合わせて肘を調整することができるのも特徴ですよね。

【3】ランバーサポート
腰痛対策におすすめの、ランバーサポート付きになります。仕様が、60mm、7段階で調節できるため、体格に合わせて的確なポジショニングが可能です。ちなみに、ランバーサポートは腰回りが支えられ、正しい姿勢がより保ちやすくなるメリットがあります。 長時間のデスクワークによる疲労にお悩みの方や、腰痛対策をお考えの方におすすめの機能です。

【4】アンクルムーブ・シンクロロッキング
こちらは、背と座の角度が連動して傾く、アンクルムーブ・シンクロロッキング機能となります。 大きな強い力を必要とせず、床に足をつけたまま動かせるので、安定感もあります。背は最大20°まで傾向し、ロッキングは5か所で固定が可能なので、お好みの角度を維持して座ることもできます。

以上アクトチェアの特徴ですが、コンパクトなつくりで、デザインもすっきりしていて、billageKOBEの利用者の中でも女性人気が高い椅子になります。是非お試しくださいませ。

★Nimbus(ニンバス)【メーカー:内田洋行】

こちらのニンバスは、billageKOBE唯一のミドルバックのスタンダードな椅子になります。Nimbus(ニンバス)は内田洋行のオフィスチェアになり、3層構造の座クッションと腰をほどよく包む背メッシュによる心地よいシートが特徴です。多様な体格にフィットする調整機能を備え、現代のワークスタイルにあった使い心地を追求しています。誰もが使いやすく、快適に座れるオフィスチェアとして、是非一度お試しくださいませ。

★Series2(シリーズツー)【メーカー:スチールケース】

こちら、最後の椅子の紹介になりますが、まとめて2脚ご紹介させていただきます。シリーズツーはSeries 1の後継シリーズとなっており、スチールケースの中でも人気のある椅子になります。背もたれの機構がライブバックからエア・ライブバックに変更され、幾何学模様に施された穴により通気性・背中のサポート力が向上しました。また背面のデザインは全5パターンに増加しています。billageKOBEにはそれぞれ、メッシュと布のタイプがあり、同じシリーズですが、それぞれ違いはあります。是非座り比べをしていただければと思います。

◆最後に・・・

途中、色々話が脱線し長々と失礼しました。billageKOBEの椅子紹介や、椅子に対する想いなどを述べさせていただきましたが、なぜ我々が椅子にこだわるか少しはお分かりいただけましたでしょうか?コワーキングスペースを運営していく中で、良い椅子(オフィスチェア)を採用することは、簡単なコトではなく、当然運営コストがかかってなかなか通常のコワーキングスペースを運営されている方からすると良い椅子を採用したくても採用しづらいというのが現状です。しかし、billageKOBEの母体は株式会社明光堂です。オフィスデザイン・オフィス家具専門の会社です。そんな会社が運営しているコワーキングスペースですから、少しでもそこでお仕事される皆様には快適でオフィスワークに集中していただきたい想いがとても強いです。それが我々「明光堂らしさ」や「特徴」でもありますので、他のコワーキングスペースとの違いを出すという意味でも、引き続き椅子(オフィスチェア)にはこだわっていきたいと思っています。そして現在、神戸市三ノ宮あたりで拠点を構えるためにコワーキングスペース・レンタルスペースを検討されているお客様がいらっしゃれば、是非色々な施設の椅子に注目していただければと思います。もしご興味あれば是非billageKOBEにもお立ち寄りくださいませ。また三ノ宮でコワーキングスペースのドロップイン利用や、貸し会議室の利用場所として検討されている方も是非一度billageKOBEへお越しくださいませ。より快適なオフィスワークを目指して・・・♪

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明光堂ブログ担当 投稿者:明光堂ブログ担当
2023年02月12日 12:17
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