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デザインイメージがガラッと変わる!書体選び!

2020年07月29日

暑中見舞いや年賀状など最近は皆さんも自分で作る事はありませんか。
印刷物を作る際、書体はどのようにで決めてますか。
書体は大きくわけて、ゴシック体、明朝体、筆記体/筆文字系、に分けられます。
和文フォントは販売サイトだけで3000書体くらいあります。
フリーフォントも合わせるとかなりの種類になるのではないでしょうか!?
その中から、書体選びによりイメージやデザインが変わってしまう事をご紹介致します。

 

ゴシック体
ひげのないシンプルな書体を(英語: Gothic、ゴチック体とも)、日本などの東アジア圏のフォントで使われる書体です。縦横の太さが均等なのがゴシック体の特徴。ゴシック体は「装飾性がない」というその性質上、視認性が高く、遠くから見ても文字が判別しやすいです。そのため、屋外の看板や案内物などに向いています。一方、文章では、漢字が多い文や長い文章、新聞などの小さい文字組では読みづらいです。その為、ゴシック体は文章の見出しやキャッチに用いられる事があります。

現在のゴシック体はとても洗練され、多くの書体が有ります。明朝体は太くする事は限界がありますが、ゴシック体ではかなり太くすることができ、印象を強くすることが可能です。太いゴシック体は力強く印象的、細いゴシック体はモダンで洗練な印象を持ちます。

 

 

明朝体
情緒的で、大人っぽさや洗練された上品で知的な印象を持ちます。やさしく、人の気持ちに訴えるようなキャッチコピーには使いたい書体です。また長文を組んでも控えめな印象があり、全体に上品で日本人好みではないでしょうか。明朝体は主に印刷において、本文書体として使われ、比較的小さいサイズでの使用が多いです。一方、そのデザイン上の特徴を生かして、大きいサイズでも使われることもあります。特に太いものは、コントラストが高くインパクトが要求される見出しや広告などで使用されることが多いです。

 

この特性を生かしデザインをしてみました。
同じキャッチコピーや写真でもイメージが全く変わって見えませんか。

 

A

例えばA
野球試合のポスターです。
左は安定感があり、強く元気な印象を持ちます。

右は
コピーと写真が書体により違和感を感じませんか?

 

 

 

B

次にBの場合
「京都・おいでやす」というコピーより「女性らしい、上品、控えめ」 なイメージの左の明朝体が日本人の情緒にマッチすると思います。右の太いゴシック体だと力強くアクティブで、古都の上品で繊細な風情が伝わりにくいと思いませんか?

フォントの特徴を知るの事もとても大事ですが、
書体選びで表現するイメージや伝えたいニュアンスが違ってくる事があります。
私たち明光堂の印刷物やホームページに関わる者は、楽しみながら時には悩みながらデザインしています。

皆さんのご参考頂ければ、幸いです。

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明光堂ブログ担当 投稿者:明光堂ブログ担当
2020年07月29日 12:01
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