オフィスのこと。まるごと。

ブログ

Blog

「紙」の種類は数千種類!? 印刷でよく使う紙をご紹介!

2020年06月04日

弊社の「紙」見本帳を見ていると、紙には非常に多くの種類がある事におどろかされます。
印刷用紙の種類は、数千種類~一万種類あるとも言われているそうです。

一般的に印刷物は用途やイメージに合わせて「紙」の種類を選ばなければなりません。
そんな膨大な種類の中から「紙」(印刷用紙)を選ぶのは難しくありませんか?

「紙」は多種多様!

今回はその中から一般的によく使われている印刷用紙についてその特性をご紹介致します。

代表的なものとして印刷用紙は上質紙、コート紙(光沢紙)、マット紙(マットコート紙)があります。どこの印刷会社でも常時用意されている紙で、コストも抑えられます。

上質紙ってどんな紙?

上質紙は「バージンパルプ100%」の「非塗工」の印刷用紙です。
触るとわずかにパルプの凸凹を感じ、ざらついた質感があります。身近なところではコピー用紙などが上質紙になります。
また、厚さには様々な種類があり、ポストカードや名刺などにも使われます。メモなどの手書きにも適しています。

「塗工紙」ではないので、写真など印刷した時には少し薄くぼやけた印象になります。

【主な用途】
雑誌・チラシ・事務用伝票・メモ帳・ノート・原稿用紙・ハガキ・名刺などです。

コートってどんな紙?

表面に光沢(つるつる、しっかりした)質感、手触りです。
特殊な薬品を表面に塗っている「塗工紙」で、インキの発色が良く、写真や絵を鮮やかに艶やかに印刷することができます。
またインクの乾きが早いので、裏写りしにくいのも特徴の1つ。
チラシなどでよく使われていますが。写真集など画像をキレイに見せたい時には定番の印刷用紙です。

【主な用途】
写真集・会社案内・カタログ・パンフレット・プログラム・チラシやポスター・週刊誌の表紙や、ファッション誌の表紙など様々な用途に適しています。

マット紙ってどんな紙?

上質紙と光沢紙の中間のイメージです。表面の光沢は抑えられていますが、「塗工紙」です。
手に取った人が文字を読みやすいだけではなく、落ち着いた品とツヤを感じられます。
マット紙は文字やイラスト、写真のバランスがとれ、応用範囲が広い「印刷用紙」と言えるでしょう。

【主な用途】
チラシ、カタログ、パンフレット、会社案内、冊子、名刺、カードなどに使用されます。

今回は、大まかに分類した代表的な印刷用紙のご紹介でしたが、それぞれ厚みの種類が多くありますので用途にあった厚みを選択できます。

他にも「紙」の種類には、エンボス紙・鏡面紙など切りがないほどたくさんの種類の特殊紙がまだまだあります!!
改めてご紹介致しますね。

出来上がりのイメージ・デザインに拘って「紙」を選びたい時はお気軽にご相談ください。
「紙」のサンプルも多数用意しておりますので、見本帳を広げながらご対応させていただきます。

明光堂ブログ担当 投稿者:明光堂ブログ担当
2020年06月04日 11:25
この記事を共有する
  • Facebookでシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加